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安西創♪ハッピー☆ボタンアコーディオン♪あんざいはぢめ♪

ミュゼット大好き♪ボタンアコーディオン弾きの「安西創(あんざいはぢめ)」が、演奏活動や日常をお届けしています♪

2010-06

吸い上げるチカラ


部屋に活けている芍薬の花が、今は盛りと咲き競っています。

身近に花を切らさずに活けるようになってから、初めて気が付いたけれど、彼らは正に生きているんですね!

そりゃ、「水に花を挿す」ってのを機械的にはやってたけれど、改めて生き物の世話をしている気分になったのは感動的な発見でした。朝になったら花瓶の水がビックリするくらい少なくなっていて、その代わりに昨日より美しく、より大きく開いている…。

金子みすずの「不思議」と言う詩を思い出しました。


不思議

わたしは不思議でたまらない

黒い雲から降る雨が
銀に光っていることが

わたしは不思議でたまらない

青いクワの葉食べている蚕が白くなることが

わたしは不思議でたまらない

たれもいじらぬ夕顔が
一人でパラリと開くのが

わたしは不思議でたまらない

たれに聞いても笑っててあたりまえだということが


こんな瑞々しい感性のみすずの詩の世界を朗読して来た「小口ゆい」さんの、二十周年を記念する会に、音楽でコラボする大任を仰せつかりました。詳細はまだお出し出来ませんが、10月31日に青山の鉄仙会能楽堂で行われます。私も今からワクワクしています。

ぜひお運びください!
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狂喜乱舞


先週金曜から長かった。もうクタクタ。まず金曜は昼間仕事を片付けてから、夕方友達と待ち合わせ。誕生日だったから、食事に招待したらお返しにと、渋谷・代官山・新宿…と、5、6軒ハシゴ。いや~初めて連れてかれる店ばかりだと、記憶が混ざるかも。楽しかった事は覚えてるけど。

そして明け方バッタリ寝入る。起きたら池袋で打ち合わせ。終わったかと思いきや「近くで知り合いのカンパニーがベリーダンスの公演やるんで行きましょう」と、食事まで招待されて嬉々と踊り狂うダンサーたちを鑑賞。うーん、なかなかの迫力。でも、実際にはそのアラビア料理屋さんの看板娘(推定6歳)とあっちむいてホイとか、しりとりとか、アラビア文字で名前書きっこしたり、簡単なアラビア語習ったりしてました。日本とのハーフで、小悪魔系美人。

手には、ヘナ(染料)で幾何学紋様が描いてあり、楽屋でお姉さんたちに塗ってもらったラメがキラキラと輝いてました。文化の継承って、こういう幼い記憶が後で大事なのかなと思ってみたり。

ベリーダンサーさんは撮影禁止でショーの雰囲気は伝えられないですが、小さいお友達の手は撮らせてもらいました。この手で素敵な未来を創ってね。

最後は全員巻き込んでの総踊り。カチャーシーみたいな感じかな。こういう時には率先して踊るタチなので、ここぞとばかりに踊る踊る。これはこれで楽しかった。

そして、昨日は新宿でヴァイオリンの河野雪葉さんと、7月4日のリハーサルをたっぷりしました。ヴァイオリンの小品やヴィナー・リートに取り組んでます。良いものが出来る予感でワクワクしています。当日はビールがより美味しい事でしょう。ぜひ来て下さいね!

ライブ詳細

・日時・7月4日(日) 19:30~、20:30~

・出演・バイオリン河野雪葉、アコーディオン安西創

・会場・EDDY WALKER(新宿三丁目駅C4出口徒歩3分)

http://ameblo.jp/eddywalker/

ミュージックチャージ¥2000


七変化


古より、日本人が花に想いを寄せて来たのは美しい事と思う。

究極の混血が進んで逆に一見均一化したかのように見える日本。それでいて、長年に亘って醸されて来た「国風」の文化。それが近年加速度的に、新たな局面を見せている。時代の趨勢だろうか。

世には、目に見えるものも、見えぬものも、禍々しさが溢れ、日々のニュースには耳を疑うばかり。私の美しい日本はいずこか。

そんな中で、人里だろうと、山中だろうと、見る人がいようがいまいが、昔から変わらずすっくと立つ花々。凛とした背筋には教わる事が多い。


紫陽花は、和歌や俳句の世界では「額の花」や「七変化」と呼ばれる事もあると聞く。武家が椿を忌んだように、花街では色が様々に変わる紫陽花を「移り気」の象徴として避けたとも仄聞した。

例年この時期なら、夏椿やえごの白い花が好きだけれども、今年はやけに紫陽花が目に止まる。きっと何か理由があるのだろう。本来床しくて、美しい日本の変わり行くものと、変わらないもの。夫れが並存、混在している様が、なんとなく色移り行く紫陽花に見えてしまうのかもしれない。けれども、敢えて「なぜだろうか」と自分自身の心中に詮索を入れないのが、良さそうだ。


花と音楽と…。



…外は、雨が降り出したばかりです。

突発事故


こんばんは。

事故ってのは、大抵突発的に起きるから、タイトルは冷たい氷とか、しょっぱい塩みたいに、ちょいと間抜けですかね。

でも、その予期せぬ時は突然訪れました。演奏中に右側のストラップが音もなくプツリ、と!

さすがに初めての経験でした。でも、今日はノリの良いお客様(ロシア人の家族連れ)に助けられては、雰囲気良く続けられました。本当にありがたかったです。スパシーボ!!


さぁ、アコーディオン弾きの皆さん、今すぐ背負いバンドをチェックしましょう。

事故も突発的ですが、チャンスも藪から棒らしいですね。幸も不幸も、いつだって受け止めてみせますっ!

吉葉からの帰り道に。

安西はじめ

男の顔。


梅雨でございます。
晴れたり曇ったりのお天気で、体調崩し易い私には油断のならない季節です。雨は好きだけど。

さて、一昨日は仕事上がりが半端な時間だったので、ちょいとお気に入りの寿司屋へぶらり。小さなカウンター越しに大将と話しながら、良い間で出される「のれそれ(穴子の稚魚)」「鮎」「かつを」など、初夏の初物尽くしを頂きながら、一杯。

会話の距離感も心地良く寿司を食わせる大将は、まだ30代半ば。鮨屋として良いのか悪いのか、若いのか中堅どころなのか…難しい事は分からないが、職人らしくて気持ちが良いし、出される物は口に合う。だからこちらも、客の分を越えないように楽しませてもらう。

また、この大将の顔が実に良い。生き生きと、自分の人生に責任持っている人特有の、甘えがない、強い優しさがある顔。実に清々しい。こちらも襟を正してお付き合いしたくなる。


顔にはその人の事が全て書いてある。だから僕も良い顔になるよう全てに誠実でありたい、と思います。

さぁ、今夜もこれからステージが待ってます。丁寧に務めて参ります!

・ご紹介したお寿司屋さん

浅草「いさりび」(0338415140)

越路吹雪


昨晩ラミュゼdeケヤキに起こしくださった皆さんありがとうございます。とにかく一生懸命させて頂きました。

それにしても、越路吹雪さんの音源をあれだけまとめて聴く機会もなかなかないので、お客さん目線でも楽しみました。「ラストダンスは私に」だけを1時間以上聞き続けるってのは楽しくもレアな経験でした。

ソワレさんとは初めてご一緒させてもらいましたが、歌声も好きだし、選曲も素敵なので、ぜひもう少しソワレさんの間をお勉強させてもらいたいなと思っています。本当に楽しかったのですよ。

次に皆さんにご案内出来る催しは、7月4日のエディーウォーカーのライブです。いらしてくださいね!

これから稽古します。素敵な週末を♪

今日はラ・ミュゼ de ケヤ キ


おはようございます。梅雨入り間近の今日は、新宿区内藤町のお邸、ラミュゼ de ケヤキでインストと歌の伴奏して来ます。なんと言っても、シャンソン限定なのが嬉しいです。

このアコーディオンと言う楽器を始めるきっかけがシャンソンやミュゼットだった私には、まだまだ見たい景色ややりたいステージがあるはず。大好きなアコーディオンの音色に包まれる幸せを今日も噛みしめて来ます。

今は亡き師・金子万久の「生涯の 友となりけり アコージョン」の句が頭に浮かびます。

安西創

リハ三昧


昨日の関東地方は夏到来といわんばかりの日差しでした。そんな中、本番が近い2つの合わせをやってきました。

まずはバイオリンの河野雪葉さんと、7月4日(日)のエディーウォーカーでのライブ用カラオケボックスリハーサル(写真参照・笑)ビールの季節に相応しいビアソングだけでなく、クラシックのバイオリン小品もやるので結構冒険というか、挑戦してます。河野さんはピアノ伴奏とは違う手付けを楽しんでくださってて、やり甲斐があります。 お楽しみに!

お問い合わせ→Eddy walker(0333566067)

夜のリハーサルは、6月11日の越路吹雪ナイトの為のもの。歌手のソワレさんによる解説で、越路吹雪さん没後30年を飾る貴重なアナログ音源によるレコードコンサート。後半のライブ部分で伴奏をさせて頂いたり、ワインタイムのBGMを担当します。越路吹雪さんを偲ぶのも良し、ソワレさんの歌声に酔いしれるのも良し。ぜひっ!


2010年6月11日(金)

開場19:00 開演19:30

会費3,000円(1d付)要予約

会 場:ラミュゼ de ケヤキ(千駄ヶ谷)新宿区内藤町1-6

主 催:ラミュゼdeケヤキ

協 力:新宿ゴールデン街『ソワレ』、シブヤテレビジョン

問合せ:03-3353-7277(会場)

info@l-amusee.com

※問い合わせ先の電話については当日9時より通じます。それ以前は留守番電話にご用件を入れてください。折り返します。

※会場は限られたスペースですので予め予約が必要です。


数日間ダイジェスト


風邪が治って以来、あちこちに出没しては色んな事を考える日々です。小さい頃からまずは頭で動く前に色々ゴチャゴチャ考えちゃうんですが、最近は頭なんかに頼らず、シンプルに行動してきた人たちの力強さに感動したり、憧れています。あ、結局考えちゃってるのか(笑)

昼間の新宿御苑で池を眺めながらボーっとしてみたり、友達のライブや、クラブイベントやらを覗いたり、もちろん自分の稽古や仕事をしたり。

美しい事物に触れると純粋に心が震えたり、「俺何やってんだろう」って立ち止まってしまったり、コンチクショーと発奮したり。何かにつけて乱高下を繰り返しています。

全てに共通して感じたのは、直接経験した感動はいかにしようともそれ以外の方法では伝えられないと言う事かな。今更当たり前と言えば当たり前ですが。水面の煌めきや、それが若緑に映って美しい様は、いくら写真を撮っても同じように見えませんでした。音楽も生演奏ならではの空気感が心を捉えて躍動や感動を生みます。こんな事を他の方々の活動を通じて再確認する日々。

さてさて、写真は旧知の豊田耕三氏(センター・アイリッシュフルート)率いるトリオの演奏。6月3日。於新宿ダブリナーズ。

豊田氏は一見冷静にも見える情熱家で、且つ努力家でもあり、近年益々音色が冴え渡っています。その笛の音の一端は、皆さんも朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で耳にする事が出来ます。この夏は本人曰く「武者修業」と称するアイルランド行を敢行し、コンペティションにも参加されるそうです。ぜひ、アイルランド人の琴線をも揺さぶる演奏をして良い成績をおさめられ、凱旋帰国の後には、その息吹が我々の耳に達するのが楽しみです。

お友達・花組芝居の二瓶拓也君が出演するライブを聴きに行って元気を貰った後、喫茶店にて。

カミングアウト(長文)


これをカミングアウトするのは、ちょいと気が引けますが、実は私標本が大好きです。しかも剥製。
昆虫標本でも、ホルマリン漬けでも、骨格標本でも、鉱物標本や木の輪切りなんかでもなく、剥製。

今でこそ所有欲はないものの、小さな頃から欲しがってたのを覚えています。多分犬を飼いたいと言って「世話が大変だよ」「じゃあ、ご飯食べない剥製を買って!」みたいな理屈だったような(笑)

そんな私は、いつかニューヨーク自然史博物館にある、有名なジオラマ展示のコレクションを観るのが夢。あ、数年来コロッと忘れてた!近い内これ観に行こうっと。

ってな訳で、今日は最近風邪で鬱々としてた憂さ晴らしに博物館巡りして来ました。国立で行われてる細川家の至宝展は脇に置いといて(色んな思いはよぎりましたよ。細川家伝来の具足類や能装束、信長の書簡などではなく、不覚にも永青文庫所蔵の三彩を堪能したり、梅原龍三郎画伯「紫禁城」で落涙したりしました)、科学博物館の「大哺乳類展」が目当てでした。

剥製に関しては、これと言って観るべきはありませんでしたが(常設展からの見慣れた出張組もいたし)、珍しく液体漬けや骨格標本に心動かされました。

幼い日々、多摩動物園で生きている姿を目にしていたアフリカ象のタマオの骨格標本が本邦初公開で感無量。常設展でいつも会うことができるインド象のインディラと対になって胸が一杯になりました。(インディラは、毎日新聞の手助けで戦後「象が見たい」と小学生たちが書いた手紙が時のネルー首相に届けられ、後に贈られた日印友好のシンボル。因みに名前はガンジーの娘に由来。後に首相になったインディラ・ガンジー女史は父親と同じく暗殺されましたが、上野に来たインディラは天寿を全うしました)

話しが脱線しっぱなしですが、要は行って満足です。これから気持ち良く仕事して来ます!

写真は死して尚、威風堂々タマオ君

負けてられない!


近所のコンビニになかなかどうして人なつっこいバイト君がおります。初々しく名札には「実習中」の文字が。

平日昼間もいるかと思えば案外遅い時間帯にもいるし、土日もいたりするので、卒業間近な大学生かなんかと思ってたら、なんと17歳だそうで(汗)

話してみると、某芸能事務所の養成所に入ってて、芝居がしたいそうです。

確かに世間的に言う今風なイケメンだし、僕がマスクしてたら「お大事に!」なんて言ってくれたり、愛想も良い。どんな芝居をするのか知らないけど、人当たりが良くて真面目そう。まずまず業界向きと言えば業界向きな感じ。後はチャンスを逃さないで行って欲しいものです。

フィールドは違っても、こういう夢に向かって頑張ってるであろう若い子に会うと、スゴく刺激されます。僕もまだまだやる事山積み!この世界に「これで良い」なんてのは無いわけだし。

酒飲みながら色々話したい…けど、未成年なのでした。陰ながら応援してますよ。先ずはコンビニの舞台で「実習中」が取れて正式な座員になれますように!(笑)

因みに先日来ガラガラ声のレッスン受けた皆さん自己管理不足で大変申し訳ありません。ただ今断酒したお陰で、回復傾向です。

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プロフィール

安西創(あんざいはぢめ)

Author:安西創(あんざいはぢめ)
「安西創(あんざいはぢめ)」です!

故金子万久氏、パリではDanielle Pauly女史のレッスンを受け、その薫陶を受けたミュゼットやシャンソンが大好きなボタンアコーディオン弾きです。ご要望でカンツォーネ、タンゴ、ロシア民謡、懐メロや童謡・唱歌なども弾きます。歌声の伴奏やリーダーも承ります。お年寄り、子供たち大好きです。お誕生日やクリスマス、ブライダル、お通夜・ご葬儀演奏も承ります。

※参考予算3万円~(場所・内容・曜日・ステージ回数・頻度などで変わります)

■レギュラー出演:毎週火・木曜 両国ちゃんこの名店「割烹 吉葉(03-3623-4480)」懐メロを中心に着物でバルーンアーティストと喋って弾いて楽しいステージ!遊びに来て下さい。

■ボタンアコーディオン(クロマチック、C配列)のお教室(世田谷区千歳烏山、江東区亀戸)もあります。レッスン料・クラスについてはお気軽にお問い合わせ下さい。

■東北大震災受難者鎮魂コンサート「和の輪」発起人

■お問い合わせ電話、FAX東京03-3305-7239(留守電対応・ご連絡先を残して下さい)または、コメント欄からメールを下さい。

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